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近年のラグビー日本代表の活躍からは目が離せませんよね。かつては逆立ちしても敵わなかったような世界の強豪国を次々と撃破しています。次の2027年のワールドカップも、ぜひ優勝目指して頑張って欲しいですね。そんな今大注目のラグビーですが、15人制の他に、13人制や7人制のラグビーなどもあることをご存じでしょうか。日本では15人制が一番人気かと思いますが、実は世の中には人数とルールが異なるラグビーがいくつか存在しています。

ラグビー国内大会・海外大会情報まとめ!観戦方法も紹介

ラグビーとはどんなスポーツ?

まず、ラグビーがどんなスポーツなのか簡単に説明しておきましょう。一言で言うと、楕円形のボールを使って相手陣地にボールを運び、得点を競うチームスポーツです。パワーだけでなく、スピード、戦略、そして何よりチームワークが求められるスポーツであり、世界中で熱狂的な人気を誇っています。皆さんも一度は聞いたことがあるであろう「1人はみんなのために、みんなは1人のために(One for all, all for one.)」というフレーズは、ラグビーがチームスポーツであることを象徴する有名なフレーズです。

また、ボールを前に投げてはいけないというルールは、ラグビーの一番の特徴と言えるでしょう。相手陣地を目指して前へ進むには、自分で走るか、後ろか横にパスし仲間と連携して進んでいく必要があります。

ラグビーの主な種類

世の中の「ラグビー」と呼ばれるスポーツにはどんなものがあるのか詳しく紹介していきます。

15人制ラグビー(ラグビーユニオン)

ラグビーユニオンとも呼ばれる15人制ラグビーは、最も一般的な形式のラグビーです。ワールドカップでも、この15人制が採用されています。15人の内訳としては、フォワードが8人、バックスが7人です。試合時間は前半・後半40分ずつ。スクラムやラインアウトなどの接触プレーが多い一方で、多彩な戦術をチームとして駆使するための戦略とチームワークも求められます。また、ポジションによっては、スピードもとても重要になってきますね。観戦する側としても、フィールド上の様々な場所で、激しいぶつかり合いや頭脳戦が繰り広げられるため、1秒たりとも試合から目が離せません。

13人制ラグビー(ラグビーリーグ)

13人制のラグビーはラグビーリーグとも呼ばれており、主にオーストラリアやイギリスで人気の形式です。試合時間は、15人制同様前半・後半40分ずつです。13人制は、15人制と比べて攻守の切り替えがより明確です。というのも、13人制特有のルールとして、タックルが6回行われるか、ボールを失うか、反則・キックなどで攻撃が終了するまでを攻撃側の1つの「セット」として扱うというルールがあります。そのため、攻撃側は1つのセット中の5回目、6回目の攻撃あたりで得点することができるよう、戦略的に攻撃を進めますし、得点が望めない場合でも、いかに有利な状況で守備に移るのかが重要となります。

7人制ラグビー(セブンズ)

オリンピック種目としても採用されているのが、1チーム7人でプレーするセブンズです。15人制をよりスピーディーにしたのが7人制であり、試合時間は前半・後半7分ずつととても短く、とにかくテンポが速いです。

一方で、フィールドのサイズは15人制と同じであるため、1人あたりがカバーするスペースが広くなり、スピードや個人技がより重要になります。必然的にトライまでの展開も速く、得点シーンが多くなるため、ラグビーに詳しくない人でも「今どちらが攻めているのか」が分かりやすいのではないでしょうか。15人制や13人制に比べると、屈強な肉体を持つ選手よりは俊敏性に秀でた選手が多い印象ですね。

10人制ラグビー

10人制ラグビーは、15人制をベースに、各チームの人数やルールなどを調整したラグビーです。各チーム、5人のフォワードと5人のバックスで構成され、スクラムも各チーム5人で組まれます。試合時間も、前半・後半10分ずつと、15人制よりも短く設定されています。

15人制と7人制の中間のようなラグビーとも言え、スクラムやラック、モールなど15人制と同様の接触プレーがある反面、人数が少ない分1人あたりのカバー範囲が広くなり、スピードや咄嗟の判断力が求められる点は7人制に似ています。試合時間が短いため、一瞬のチャンスやちょっとしたミスが勝敗の分かれ目になることも多いです。

タッチラグビー・タグラグビー

タッチラグビーやタグラグビーは、接触のない安全な形式のラグビーです。いずれも本格的にラグビーを始める前の子どもや、初心者でも安全に楽しむことができるように作られており、男女混合チームでプレーすることもあります。体への接触がない分、スピードやパスワークがより重要になります。

タッチラグビーは、相手にタックルする代わりにタッチで相手を止める一方、タグラグビーでは、各選手が腰につけているタグ(布の帯)を取ることで相手を止めるのが特徴です。人数に関しても、タッチラグビーは6人、タグラグビーは5〜7人となっており、フィールドサイズはどちらも7人制ラグビーよりさらに狭くなっています。

ラグビーの共通している基本ルール

ここまで色々な種類のラグビーについて見てきましたが、当然ながら同じラグビーとして共通しているルールがあります。

ボールの扱い方

まず、ボールの扱い方が共通しています。基本は手で持って走るか、キックで前進です。パスは横か後ろにしかできません。前にパスをしてしまうと、「スローフォワード」という反則になります。また、ボールを前に落とすことも「ノックオン」という反則になります。

得点方法

得点方法は、基本的にトライ、コンバージョン、ペナルティゴール、ドロップゴールの4通りです。ただし、それぞれの得点方法で得られる点数は、それぞれのラグビーで微妙に異なります。
また、タッチラグビーおよびタグラグビーにおける得点方法はトライのみで、コンバージョン、ペナルティゴール、ドロップゴールはありません。

タックルとフェアプレー

どのラグビーでも共通して、ボールを持っている相手に対してのみタックルが可能です。ただし、首より上へのタックル(ハイタックル)や、既にボールを手放した相手への遅れたタックル(レイトタックル)は、シンビンなどの厳しい反則となります。なお、タッチラグビーとタグラグビーについては、タックルはありません。